太刀 筑前住瀬戸吉広作 平成辛巳(十三)年二月日  青貝微塵塗鞘打刀拵付 平成十三年新作刀展覧会無鑑査出品作
        

長さ  76.2cm  反り  2.3cm  元幅 3.35cm  元重ね 0.82cm  先幅 2.54cm  先重ね 0.61cm

作風

時代   現代 無鑑査 福岡

姿    鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、元先の幅差少なく、腰反りごころつき、中切先延びごころ。

    小板目よく詰んで、地沸細かくつく。

刃文   焼きの高い丁子に蛙子丁子や互の目、飛び焼き交じり華やか、足や葉が頻りに入り、匂口明るく冴える。

帽子   乱れ込んで返る。  

彫物   表裏に棒樋を掻き流す。

    うぶ、鑢目筋違、栗尻。

説明

瀬戸吉広刀匠は昭和二十年、福岡県生まれ。昭和四十六年に人間国宝「隅谷正峯」に入門し業を学びます。昭和五十二年四月に作刀承認を受けて独立。鍛刀場を開設しました。その後、非凡な才能を発揮して新作刀展で寒山賞、日本美術刀剣保存協会会長賞、文化庁長官賞などの特賞を受賞しました。平成八年にこれまでの功績を認められて、現代刀匠の最高位である無鑑査に認定されました。吉広刀匠は備前伝を得意とし、日本刀黄金時代と呼ばれている鎌倉時代の古名刀に挑んでいます。

師が平成十三年の新作刀展に無鑑査出品された太刀です。一年の研究成果を発表する場とされており、特に入念な作品を展示します。本作も無鑑査に恥じない素晴らしい出来の太刀となっております。新作刀展覧会の冊子付。

 

 

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