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種別・銘

脇指 筑前大掾藤直胤(花押)天保二年二月日 文庵田瑞佩刀

Wakizashi Chikuzendaijo Fuji Naotane A.D.1831

鑑定書・資料 特別保存刀剣鑑定書 [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
新々刀大鑑所載
寸法 長さ(blade length)42.0cm 反り(Sori)0.6cm
元幅(Motohaba)3.38cm 元重ね(Mtokasane)0.66cm
時代・国 新々刀 最上作 武蔵
形状 平造、三つ棟、身幅広く、重ね尋常、少し反りつき、寸が延びる。
鍛肌 板目肌良くつみ、地沸微塵に厚くつき、地景入る。
刃文 互の目に丁子が交じり、足長く太く入り、匂深く、よく沸ついて、所々大きめの沸がつき、金筋・砂流しかかる。
帽子 乱れ込み、先尖りごころに返る。
彫物 表の腰元樋内に倶利伽羅龍、裏に梵字、その上にいずれも二筋樋を彫る。弟子である義胤の彫。
うぶ、化粧鑢、鑢目勝手下り、先栗尻。
説明

 直胤は安永七年(1778)に出羽山形に生まれ、庄司箕兵衛と称し、大慶と号しました。文政四年(1821)頃に筑前大掾を受領、嘉永元年(1848)に上洛して美濃介に転じています。二十歳前後の頃、江戸に出て水心子正秀の門に入り、のちに師と同じ秋元家に仕えます。細川正義と並ぶ水心子一門の名工となりました。安政四年(1857)に七十九歳で没しました。

 

 

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